前回、AIが普及するとWeb制作の仕事はどうなっていくのかという、全体の流れの話を書きました。間に入る人が減って、それぞれが別の領域を取り合う形になっていく。そんな話でした。
今回はその続きで、ミクロの話です。つまり、一人ひとりがどうなっていくか、という視点です。
まず、将来のことは正直分かりません。
ただ現時点では、仕事が全滅するとか、すべてが置き換わるとか、そういうことはないだろうと思っています。まあここは、今すぐはそうだろうな、というところです。
ただ一方で、仕事の母数、全体の数そのものが減っていくのは、避けにくいと思っています。
そうなると、気になるのはここです。「じゃあ、どういう人に仕事が残るのか」。これが今回の本題です。
少し想像してみてください。スキルが同じ人が、2人いるとします。
1人は、AIを使って短時間で作れたり、安く作れたりする人。もう1人は、AIを使ってはいるけれど、業務の効率化はできていない人。
さて、発注する側から見て、どちらに仕事が集まるでしょうか。
自分は、使いこなしている人の方に集まる確率が高いと思っています。理由はシンプルで、
この2つができるからです。前回書いた「領域の取り合い」を思い出してもらうと、つながると思います。
もうひとつ、業界の構造も見ておいた方がいいです。
Webというのは、新しい技術が入ってきやすい領域です。昔ながらのやり方のままずっと進んでいく業界では、そもそもありません。
デザインソフトが当たり前になった時もそうでした。ソフトを使ってものを作るようになる、という変化が普通に起きてきた世界です。
つまり、大きな技術の波の影響を受けやすい業界だ、ということです。言い換えると、「今まで通りで大丈夫」という前提が、特に薄い業界です。
これは良し悪しではなく、単純に業界構造の話です。Webの世界は流れが速い。そういうものだ、という前提があります。
そう考えると、AIを触って、自分の業務をどう効率化するか。ここに向き合っておくことは、ものすごく大事だと思っています。
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